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学びのイノベーション基金


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AIとVR・メタバースを活用した「学びのイノベーション」の推進

1.背景と経緯

21世紀に入ってグローバルに政治経済が激動する中、日本の少子高齢化は進展し、残念ながら産業競争力と生活の豊かさは低下し続けています。デジタル革命によって世界は大きく変わろうとしていますが、エレクトロニクス産業も情報産業も停滞した状態であるというのが現状です。

その中において、本学では産学連携の促進と大学発ベンチャーの設立に注力し、知的クラスター創成事業「浜松オプトロニクスクラスター」の支援を受けて、2004年に情報学部の竹林洋一 教授(現名誉教授)が文工融合の理念の下、ITベンチャーであるデジタルセンセーション株式会社を設立しました。「デジタル技術による価値創造」を目指して事業を展開し、経営統合の後、2017年に株式会社エクサウィザーズとなり、2021年10月に東証マザーズ(現在のグロース市場)に上場することができました。

竹林名誉教授は、AIの父と呼ばれるMITの故Marvin Minskyとの共同研究や自身の研究開発を通じて得られた、情報先行き不透明な変革の時代を生き抜くためには、人間中心のAIとVR・メタバースを活用した「イノベーション」と「人材育成」が重要であるとの信念に基づき、静岡大学を拠点とした「学びのイノベーション」推進のために寄附を行い、2023年3月「学びのイノベーション基金」が設立されました。

2.今後の展望

近年、情報産業はGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)優位の下、ビッグデータ、メタバース、最近ではChatGPTが話題になっていますが、「学び」「心身の健康」「地域づくり」という観点で、人間中心のAIとVR・メタバースを関連企業や団体と連携して「現場主義」で研究開発を行えば、変革の世紀を生き抜くための日本ならではの人材育成と産業創出が可能と考えられます。

「学びのイノベーション基金」は、静岡大学におけるAIとVR・メタバース関連の研究や教育、心身の健康増進や地域づくりを積極的に推進します。
(1)AIとメタバースを活用した学びの環境構築及びコンテンツ開発
(2)社会問題解決に向けたデジタルデータに基づくイノベーション創出
(3)多様な個人の生活を豊かにする教育研究及び社会連携活動支援
(4)多様な地域の活性化に向けた産官学連携促進と人材育成



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