5月10日(木)に「起業・ビジネス人材の育成ゼミ」第1回を開催しました。約70名の学生が出席し、本プログラムへの関心の高さがうかがえました。ガイダンスでは、ゼミ受講者の中で選抜された約10名が東京大学の共通プログラムを受講でき、さらに海外研修としてアメリカのシリコンバレーへ行くことの説明を行いました。昨年度は静岡大学から7名がシリコンバレー研修へ参加し、グーグル社などにも見学に行っています。

　今回のゼミは、藍澤証券株式会社のご支援を受けての開催であったことから、同社の社員の方も受講されました。冒頭の挨拶では、藍澤證券 角道専務取締役から「グループワークなどを通じて社会人とも接することができるので、良い機会にしてください」というお言葉がありました。講師である藍澤證券ソリューション第一部 次長 加藤義弘 氏は、静岡大学にゆかりのある、テレビジョンの父「高柳 健次郎」先生を例に挙げ、情熱や仲間は起業の大切なポイントであるとお話しされました。終了後の感想では、「漠然としていた起業というものをリアルに感じることができた」「高柳先生の残された言葉が現代に繋がっている」「今後のゼミが楽しみです」といったコメントがあり、参加学生のやる気が感じられました。
　
　次回（第2回）は『課題発見のワークショップ』となり、東京大学産学協創推進本部 イノベーション推進部 宮脇 守 氏に登壇いただきます。